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病気やケガで休んだ場合の保険給付「傷病手当金」

スタッフの石橋です。
暦の上では秋も終盤となり、朝晩は大分涼しくなりました。
日中の暑さについ油断して、薄着で出掛けて風邪をひいてしまわないように
注意したいものです。
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さて、今日は健康保険の被保険者に関する給付の1つである「傷病手当金」の紹介です。
ケガや病気で休んでしまい、その間給料がもらえない場合、または給料が
減ったりした場合・・・被保険者とその家族にとっては大きな問題です。
傷病手当金はそんな場合の生活保障を目的として設けられた制度です。
労災の休業補償給付と似ていますが、仕事中や通勤以外の理由による病気、
ケガの場合に支給されます。
支給されるには、次の要件が必要です。
 1.健康保険(社会保険)の被保険者であること
 2.病気やケガの療養のためであること(自費診療、自宅療養を含む)
 3.働くことができない(本来の業務ができない)こと
 4.休んだ日が継続して3日間あること(この期間を待機期間と言います。
   待機期間中は傷病手当金は支給されません。また、この期間は有給、
   無給は問いません。) 4日目以降、休んだ日に対して支給されます
 5.休んでいる間に給与をもらっていないこと 
   (給与をもらっていても、傷病手当金より少ない場合はその差額を支給)
支給される金額は、病気やケガで休んだ期間の1日につき、標準報酬日額の2/3
支給される期間は、支給を始めた日(4日目)から起算して最大1年6ヶ月です。
ただし、次の場合等のように、他に給付等があると、支給額は調整されます。
 A 給料をもらった場合
 B 同じ病気やケガにより障害厚生年金又は障害手当金が支給される場合
 C 同時に出産手当金が支給される場合

また、退職しても、社会保険の資格を喪失する日の前日までに継続して1年以上
被保険者
であり、資格を喪失する前に傷病手当金を受けている状態、又は
受けられる状態であった場合
は、資格を喪失した際に現に受けていた傷病
手当金を引き続き受けることができます。

任意継続被保険者は上記の継続給付の要件を満たしていなければ支給されません
請求の際は、事業主の証明医師の意見が必要です。
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キンモクセイ
家の前で咲いているキンモクセイです。
桂花陳酒はキンモクセイの花を白ワインに漬けて作られるそうです。
秋の夜長に花の香りと共にお酒を楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
☆スガハラ社会保険労務士事務所
  TEL 06(6627)1117
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