トライアル!!

今年8月の有効求人倍率は「1.52倍」、ハローワークに申し込んだ求職者1人当たりの求人数も全体で0.5%増と雇用の情勢は着実に改善しつつあります。しかし、実際に企業の求人に対して職に就いた人の割合は約15%にとどまり2002年以降過去最低となっており、企業と求職者との間で雇用のミスマッチが起きている現状です。(9/29厚生労働省発表)
企業としては将来の人手不足を見越し、長期で雇える正規社員の雇用を確保したいところですが、だれかれ構わず正規採用するのは企業側にとってあまりにリスクが高く、採用するからにはやはり会社にとってより良い人材を確保したいというのが本音ではないでしょうか。
そこで是非活用していただきたいのが「トライアル雇用」制度です。
「トライアル雇用」とは、未経験の仕事につきたいと思っている方や職業経験の不足などから就職が困難な求職者を原則3ヶ月間の試行雇用することにより、その適正や能力を見極め、常用雇用への移行のきっかけとしていただくことを目的とした制度です
労働者の適正を確認した上で常用雇用へ移行することができるため、ミスマッチを防ぐことができます。また、この制度を実施すると助成金を受けることができます。
トライアル雇用や助成金について詳しくお知りになりたい方は、お気軽に当事務所までお問合せください。